【Cubase】モニタリング専用トラックを製作すると録音が超捗る件
自分は元々 SonarX3 を使用しており、その後 Cubase に移ったのですが……
Cubaseでのレコーディングに物凄く戸惑った事があります。
Cubaseのトラックには モリタリング と言うボタンがあり仕様に慣れなかったんですね。
ギターやベースを録音する際、このモニタリングを点灯している状態にしないと自分が弾いている楽器の音が聞こえてきません。
モニタリング点灯後、録音してみます。
しかし、録音した物をチェックする為に再生した所.....
録音した音が聞こえない!!!
そう、このモニタリングボタンを点灯した状態だと逆にオーディオは再生されないんですね。
その為Cubaseでは……
①モニターを点灯→録音
②モニターを消灯→再生、確認
この手順を繰り返す事になります、すっごく面倒ですよね……しかも楽器を抱っこしている状態でマウスやキーボードの操作は出来るだけ避けたいはず。SonarX3から移った時はこれが面倒で面倒で仕方がありませんでした。
今回は出来るだけこの問題を解消する方法を紹介します。
①モニタリングボタンの挙動を設定する
まず一つ目、モニターボタンを挙動を設定する方法。
モリタリングの挙動はCubaseの環境設定から設定できます。
【環境設定】→【VST】→【自動モニタリング】
①手動
②録音待機時
③録音中
④テープマシンスタイル(録音待機時にon再生時にoff)
手動かテープマシンスタイルが使い易いと思います、後はお好みで使い易い設定を探してださい。
②モニタリング専用のトラックを作っておく(設定は手動)
二つ目はモニタリング専用のトラックを作っておく方法です。
①で説明した【自動モニタリング】は手動です。
まず、モニタリング専用のトラックを作り、常にモニタリングを点灯させています。
以下の図ではvstエフェクトでアンプシュミレーターを刺していますが、外部で音作り後オーディオインターフェースに入力しても大丈夫です。
後はモニタリング用のトラックの音を聞きながら他のトラックに録音すればOKです。
実際に録音するトラックのモニタリングボタンを常に消灯しておく事によって、録音後直ぐ再生しても録音したオーディオをチェック出来る状態を維持できます。
あとがき
バッキング用、リード用等モニタリング専用トラックを複数製作したり、録音したオーディオをバスにまとめてまとめて音色加工等もお勧めです。
恐らく、割とポピュラーな方法だと思うのですが初心者向け&自分用メモに書いてみました。
Sonarから乗り換えた後、この方法に行き着くまで露骨にギターが入った曲を作る事が減りました(笑
宅録初心者、Sonar乗換え民は一度目を通してみてください。
ではでは良いDTMライフを!
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Deco&momo (金曜日, 26 4月 2019 23:12)
この記事最高!
トリキ (火曜日, 04 10月 2022 17:00)
助かりました!!!!!
NorthWind (木曜日, 22 12月 2022 20:06)
各種ハウツー動画にもなかなか説明されておらず、困惑していましたが、助かりました。最高の記事です。ありがとうございました。
Jin (月曜日, 04 3月 2024 17:03)
約5年後でも大いにこのページの記述が役に立ちました!
Cubaseのマニュアルが本当にわかりにくく仕様も謎ですが、古くからのCubaseユーザーには「なにがわかりにくいの?」と首を傾げられることが多いですw
デフォルトで「テープマシンスタイル」にしておいてくれ!ですよねぇ…